安全ブランドの構築・強化

【目次】
なぜ食品の「安全」ブランド作りなのか

診断
1.ブランド簡易診断
2.ブランドに関する消費者調査

処方
1.エンドースメント
2.ブランドストーリーのビデオ化
3.体験の場
4.安全マークとエビデンス開示
5.新商品の企画
6.サプライチェーンの最適化
7.商品パッケージ再考



なぜ食品の「安全」ブランド作りなのか


食の「安全」ブランドが必要なのはなぜでしょうか?


背景として、

1.  食品に関する事故は後を絶たない
2. 消費者の安全に対するニーズが高まっている
3. 安全に気を遣っていてもなお、消費者への「安全」であるという認知は難しい

という要因が挙げられます。

産地やおいしさの特徴だけでない、「安全」イメージが内包されたブランド作り が不可欠になってきているのです。


 




診断1.ブランド簡易診断


まず第一に、自社ブランドが抱える課題を整理することが大切です。

対象顧客やその過去の反応、対競合における自社のポジション、業界を取りまく環境の変化などを整理することで、真の課題が浮き彫りになります。

また、原材料、産地、製造方法、レシピ、鮮度など、改善機会がどのあたりにあるかも検討します。

社内インタビュー、3C分析、SWOT分析、外部環境分析などの手法を用います。

 


診断2.ブランドに関する消費者調査


当たり前の話ですが、食べ物のブランドイメージとして「おいしい」という評価は一番大切です。そして、消費者にとっては「安い」「値頃感がある」という点もとても重要です。

近年では、味や価格に加え、「安心・安全である」、「健康に良い」、「環境に配慮している」などのポイントを高く評価し、商品選びをする消費者が増えています。「おいしい」だけでは差別化できない場合に、これらの項目が決定打になるとも言えます。

消費者はどういうブランドと認知しているかを調査することで、現状の自社のブランドポジションが明確になり、改善策が立てやすくなります。

【質問例】

  1. 認知:このブランドを知っているか?
  2. イメージ:このブランドに対するイメージはどのようなものか?
  3. 安全度:このブランドは「安全」だと思うか?
  4. 安心度:このブランドを安心して購入・飲食できるか?
  5. 購買経験:このブランドの商品を買ったことがあるか?
  6. 購買意向:今後このブランドの商品を買いたいと思うか?
  7. 推薦意向:このブランドの商品を親族・知人に薦めたい・食べさせたいと思うか?


当社では、消費者調査の質問項目作成、パネル(回答者)集め、集計、レポート作成のお手伝いをしています。

 



 

処方1.エンドースメント(推奨)


書籍の売上を大きく左右させるものの1つに、著名人による推薦文の書かれた帯があります。

エンドースメントとは、本の帯のように、適切な著名人に自社ブランドを推奨してもらうことにより、認知や信用を獲得するための方策です。

例えば、医師や大学教授にお墨付きを貰ったり、安心・安全のイメージを想起させるタレントや文化人を起用することで、ブランドイメージを強化したり、信頼度を高めることができます。

当社では、推奨の戦略作りから、キャスティング実務までのお手伝いをしております。

 


処方2.ブランドストーリーのビデオ化
 

自社の安心・安全ブランドをオリジナルの動画として表現します。

「百聞は一見に如かず」 ― ビジュアルにすることで、多くの文字情報よりも簡単かつ直感的に伝わると同時に、記憶に留めてもらうことができます。

原料の作物のできるまでの過程を、作り手の安全へのこだわりを交えて編集したり、製造や流通における安全への取り組みを紹介したり ・・・。ほかに替えられない、このブランドだけにしかない特徴を存分に伝えていきます。

出来上がった動画は、自社サイトはもちろん、Youtube やFacebook にアップすることも有効ですし、小売店頭や展示会などリアルな場所での活用も可能です。

当社では、TVCMなども手がける演出・プロデューサーの水上貴史氏とコラボレーションして、動画を制作するお手伝いをしています。



処方3.体験の場

ブランドは「エクスペリエンス(経験)」で決まるという説があります。そのブランド品に接触する頻度が多いほど、時間が長いほど、印象が強いほどブランドが強化されていくということです。

食品に関して言えば、食べてもらって、飲んでもらってナンボの世界であることは、論をまちません。
農家にとってのアグリツーリズム(収穫体験)は、この流れにあり、メーカーにとっての工場見学、小売業にとってのデモンストレーション販売なども、体験によるブランド強化の取り組みと言えるでしょう。

当社では、貴社のポジションにあった「体験の場」のご提案をさせていただいております。



処方4.安全マークとエビデンス開示

安全の分析検査をしていますか?とメーカーの方に質問をすると、8割の方が十分検査している、と答えられます。一方、消費者は8割の方が食品 の安全が心配と答えます。「安全を自認する企業」と「疑心暗鬼の消費者」のギャップを埋める努力がまだまだ必要なようです。

【ご提案例】
1. 安全のシンボルマークを商品パッケージに記載する
2. 安全検査の実績を開示する
3. 上記1.と2.をシームレスにリンクさせる

マークやシステムの具体策は、お問い合わせください。



処方5.新商品の企画

商品ラインを広げる際に、「健康」軸で考えるのは一般的になっています。「カロリーオフ」や「減塩」「無農薬」などヘルシーな食品がスーパーやコンビニに増えています。環境に配慮しリサイクル可能な包装材料を使ったり、環境保護の募金に売上の一部を回すのも商品の付加価値をあげる試みです。

これらは、「環境マーケティング」と言えるでしょう。「安心・安全」軸でも、 産地や農場を特定したり、鮮度を重視したパッケージや流通にすることで、消費者に安心感を訴求した商品が増えています。

第一次産業、第二次産業、第三次産業の境い目がなくなってきています。農業集団が加工食品を作ったり、逆に小売業がメーカーとしてPB商品を増やしたり、飲食業は農場経営に進出したり、自社メニューをコンビニで商品化しています。

すべてに共通するのは、素性の明らかな食品を食べたいという消費者ニーズを満たすための取り組みであるということです。

当社では、「健康」「環境」「安心安全」を軸にした新商品の企画をお手伝いしています。



処方6.サプライチェーンの最適化

サプライチェーン(物流、情報流)と食の安心安全は深く関わっています。実際に輸入食品の食品衛生法違反事例の多くは、輸送や保管において発生したものです。また、製造から店頭までの時間を短縮し、鮮度で差別化する戦術も物流を活用した安心対策です。

情報流で言えば、生産者や製造所、肥料や農薬や飼料の履歴(トレーサビリティ)を明示することで消費者は安心します。

当社では、サプライチェーンのプロである 株式会社物流革命 と連携して、変革のお手伝いをしております。

 

処方7.商品パッケージ再考

実は料理がプロ級の腕前、意外にもフランス語に堪能、歌がとっても上手・・・。

見た目からはわからない「いい所」「すごい部分」を表に出さないせいで、損してる人って多いと思いませんか?あなたの会社の商品パッケージもそうなっていないかチェックが必要です。

売り場では競合商品がひしめいています。忙しい消費者がじっくりと「いい所」探しをしてくれるわけではありません。特に安心・安全、健康、環境の面で、消費者の目線から見た「いい所」をより前面にだして訴求することがとても重要です。

当社では、商品パッケージのブラッシュアップの支援をしています。

 


 

食の安心・安全ブランディングに関することは、(株)食の安全推進機構にご相談ください。
 

 

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